コリオリの法則は、プロセスの流体測定と制御において新しいものではありません。それは、15年以上の間、多種多様な市場やアプリケーションにおいて実績のある卓越した技術です。コリオリは、大流量プロセスに広く使われていましたが、近年ではセンシングと統合された制御原理が小流量域の市場にも受け入れられています。
Brooksのコリオリ製品は、液体およびガスの正確な流量測定と流量制御を提供するために、証明された全流量質量測定技術が使用されています。これらの製品は、コンパクトな筐体の中に制御バルブ搭載タイプも含まれています。また、質量流量だけでなく、流体密度あるいは温度も測定することができます。Brooksのコリオリメータ、コントローラおよびセンサは比類ない性能や小流量アプリケーションに付随する難問への解決法を提供します。
QUANTIMは、流量範囲0.001-28kg/hにおける液体と気体のアプリケーションにお応えします。
図1のように金属製のU字管の両端は固定され片持ちはりの状態となります。U字管の先端部にはU字管に振動を与えるための振動発生器があり、U字管は上下に振動が生じるようになっています。また、U字管の両サイドにはコリオリ力を検出するピックアップセンサを取り付けており、センサ管が振動した状態で管に流体が流れるとコリオリの理論に基づいてセンサ管に対して直角に両サイドで反対方向のコリオリ力が働きます。
この力はU字管をねじりモーメントとしてU字管にねじり歪みが生じ、この両端の歪み力をピックアップセンサで検出し出力の時間差を求める事によってU字管に流れている流体の質量流量を計測する事ができます。(図2)
また、流体がU字管を満たしている状態であれば、流量計測中であってもピックアップセンサから出力される周波数によって密度(比重)として検出されます。(図3)